
猫がおやつを食べる姿は癒しですよね。
皆さん、こんにちは「きぃ」です。
猫におやつはいらないと言われていますが、コミュニケーションの一つとしての効力は絶大で、猫との生活を豊かにする有意義なアイテムです。
「CIAOちゅーる」を筆頭に様々なおやつが販売されていて、猫との楽しいひと時を楽しむことができますよね。
でも、おやつは嗜好品ですので栄養が偏りますし、よくよく調べてみると食品添加物が猫に良くない、塩分は猫に多く与えてはいけないなどの情報が入ってきて心配になります。
これだけ悩むのならおやつは無し・・・なんてことはできません。
が、安心してください!世の中には無添加のおやつという素晴らしいものがあるのです!
とはいえ、無添加のおやつは本当に安心できるのでしょうか?よくわからいものをいきなり愛猫に与えるのは抵抗があります。
そこで今回、市販されている国産の無添加おやつと通販で手に入る無添加おやつを購入して、原材料や食いつき方など実際に愛猫テトへあげて検証してみました。
もくじ
猫のおやつの無添加で国産は安全?

猫の無添加おやつを探しに近所の大型ホームセンターへと向かったのですが・・・無添加のおやつってなかなかないんですよね。
それもそのはず、無添加となると調味料や着色料などを使用していないデリケートなおやつになりますので、猫の食いつきが微妙だったり、素材によっては長期間の保存ができなっくなるものがあるのです。
そんな中見つけたのが、ユニ・チャームペットの銀のスプーンから販売されている「にっぽんセレクト 三ツ星グルメ とろリッチ 無添加」なのです。
このシリーズには「まぐろ節」「かつお節」「鶏ささみ」の3種類の味が用意されていて、私は愛猫テトが大好きな「鶏ささみ」をお試しに購入してみました。
さて、実際に購入しましので、原材料や食いつきについてご紹介してきいます。
「にっぽんセレクト 三ツ星グルメ とろリッチ 無添加鶏ささみ」原材料評価

原材料
・肉類(鶏胸肉、チキンエキス、南九州産鶏ささみ)
・増粘多糖類
使用されている原材料は大きく分けて2つのみでした。猫にとって全く意味のない着色料は一切使用されていないのはグッドですし、使用されているお肉もはっきりと材料が記載されていますので安心できます。〇〇肉等と書かれている物やミールなどのお肉は安全と一応言われていますが、実際はどこの部位を使用しているのかを消費者が知る由がありませんので極力避けたい品質になります。
気になるのは増粘多糖類ですが、増粘多糖類は多くの食品に使われている物質で食感やのどごしの向上の目的で使用されています。缶コーヒーやゼリー、プリンなど多くの食品で見かける食品添加物です。ほとんどが天然由来の成分を使用していますので安心して下さい。
保障栄養分析値
・タンパク質・・・6.0%以上
・脂質・・・0.5%以上
・粗繊維・・・1.0%以上
・粗配分・・・3.0%以上
・水分・・・95.0%以上
・エネルギー・・・3キロカロリー
1日の給与量の目安
体重の目安 | 1日の給与量 |
2~3㎏ | 約6本 |
3~4㎏ | 約7本 |
4~5㎏ | 約8本 |
5~6㎏ | 約9本 |
エネルギーですが、1本あたり3キロカロリーと低く成分のほとんどが水分ですので、目安を守れていれば問題ない栄養素だと言えます。
私の場合はテトへのおやつを週2回程度にしていますので、許容量を超えることはないのですが、たとえ毎日おやつを与えても大丈夫そうにも思えます。
無添加といっても品質を安全に保つために必要な添加物は入れなければならないのです。それでも、使用されている原材料から私は特に不満は感じませんでした。
食いつきは上々、でも問題が・・・

肝心の食いつきのほうですが・・・これまたテトには好評でした。
今回は「にっぽんセレクト 三ツ星グルメ とろリッチ 無添加」を小皿に出してあげたのですが、パッケージを開けた瞬間から食いついてきて、小皿に全部移す前にハムハムと食べだしました。
原材料は安心できるのものを使用していて、食いつきも上々で評価は高いのですが、問題が一つあります。
それは・・・量が少なく満足感を感じないようなのです。
「にっぽんセレクト 三ツ星グルメ とろリッチ 無添加」は1梱包6g、一瞬でテトのお腹の中に吸い込まれてしまうのです!
一袋8梱包入りですので、毎日あげるとするとコストがかかりますよね。食いつきはとても良いのですが、量が少なく1梱包では十分な満足感を得らないと思います。
もっとクレクレアピールは可愛いく、愛猫に甘い私は我慢するのが難しいのです。
猫のおやつの無添加を通販で購入したらヤバい結果に

猫の無添加おやつはネットでの通販できるものもあります。
私が購入したのはレティシアンの「モグリッチ」というおやつです。
あまり聞いたことのないおやつだと思いますが、このおやつはネット限定での販売のみになっていて市販されていません。購入するにはレティシアンの公式サイトで直接購入するしかありません。
ネット販売のみですので、スマホやパソコンでちょいちょいっとクリックするだけで購入できます。
実際に購入しましたので、原材料や食いつきについてご紹介してきいます。
「モグリッチ」原材料評価

原材料
水、チキンささみ肉、チキンレバー、タピオカ加工デンプン、粘着安定剤(グアーガム、キサンタンガム)、ヒマワリオイル、タウリン、グルコサミン硫酸、コンドロイチン硫酸
成分
粗タンパク質:5.50%以上
脂質:0.60%以上
粗繊維:1.00%以下
粗灰分:2.00%以下
水分:90.00%以下
エネルギー(1本あたり):7.14kcal
とろリッチより余計な原材料が使用されているように思いますが、不足しがちな栄養素であるタウリン、グルコサミン、コンドロイチンが配合されていておやつで健康をサポートできる効果が期待できます。さらに穀物不使用(グレインフリー)ですのでアレルギーを心配する必要が無いのもうれしいですよね。
また塩分が0.08%と低めで、同じようなおやつと比較するとかなり低いことが分かります。塩分過多による病気にも配慮されているのも安心材料ですね。
「モグリッチ」に関しましては、こちらで詳しくご紹介していますので、是非ともチェックしてみて下さい。
参考記事⇒猫用おやつ【モグリッチ】の口コミをご紹介!お得に購入して安心安全なおやつで満足!
「モグリッチ」の食いつきは猫それぞれ

「モグリッチ」の食いつきですが、愛猫テトには好評ですが、口コミでは食いつきが良くないという評判を聞くことがあります。
食いつきの悪さについて私の感想ですが、「モグリッチ」は人口調味料、保存料、香料、着色料を一切使用していない無添加のおやつの為、猫の食いつきが良くなる特有のニオイがあまりしないんですね。某CIAOちゅーるに比べると格段にニオイがしません。
愛猫テトは週2回程度のおやつですので、食いつきが良かったのですが、普段からニオイのキツイおやつに慣れ親しんでいると、「モグリッチ」のニオイでは反応が悪くなると思います。
しばらく「モグリッチ」を与え続けることで食いつきが良くなるそうですので、食いつきが悪い場合はおやつを控えめにしてみると効果があるかも知れません。
食いつきに関しては正直猫ちゃん次第ですので、実際に与えてみないと分からないのが難しいところです。
原材料、量、健康面など個人的にはお勧めできるおやつですので、食いつきをクリアできそうであればおススメです。
猫のおやつの無添加に思う事

猫のおやつに無添加を求める・・・人によってはやりすぎに感じるかもしれません。
猫は本来であれば野生の中で小動物を狩りながら逞しく生活する動物です。
そんな猫に無添加の食品を与える必要があるのか?
自然のように何でも食べさせた方が猫にとって良いのではないか?
このような考え方もあるかも知れません。
しかし、愛猫は野生動物ではないですよね。家族です。
確かに何でもかんでも無添加、自然食品、グレインフリー、ヒューマングレードと問題にするのは飼い主にとって負担になるかもしれません。
しかし、手の届く範囲くらいは猫の健康を考えても良いと思うのです。
総合栄養食は毎日食べるものですので、高価な無添加キャットフードはなかなか手が届かないかもしれませんが、たまに与えるおやつくらいは高品質でも良いですね。
全てが無添加である必要はありませんが、手の届く範囲くらいは猫の健康を考えてもいいと思います。
まとめ
今回は無添加のおやつについてご紹介してきました。
市販されているおやつ、通販でしか購入できないおやつの2種類見てきましたが、いかがだったでしょうか。
私は通販で「モグリッチ」を購入して愛猫テトへご褒美として与えていますが、市販されているのも実際に購入してみるとなかなかよさそうでした。
無添加ということで原材料やエネルギー面は非常に優れていて、猫のおやつとして優秀だったと思います。
無添加で猫の健康を考えたおやつはなかなかありませんが、猫の健康を思えばこその選択ですので是非とも一度はお試しになってみてはいかがでしょうか。