猫にお酒を与えては絶対にダメ。でも飲んでいると近寄ってくるのです・・・

猫はとても好奇心の強い動物で、お酒の匂いにつられて近寄って来る事があります。

私の家でも毎晩のように晩酌をしていますので、テトが私の膝に座って物欲しそうに見つめてきます。

もし、猫がお酒を嘗めてしまったらどうなってしまうのか?

最近は様々な理由で自宅でお酒をたしなむ方が多くいらっしゃいますよね。

そんな環境で目を離したスキに一口ぺろりと・・・・

絶対にダメです!

実は猫にお酒はとても危険なもので、一口でも与えてはいけないのです。

嘗めるな危険、猫にお酒がダメな理由をご紹介していきます。

猫にお酒が危険な理由がヤバい・・・

自宅でお酒をたしなむ方が増えていると言われていますが、猫を飼っているのであれば注意してください。

人間はお酒を接種しても体内で分解することができますが、猫はそうもいかないそうなのです。というよりも、猫は体内でアルコールを分解できないそうなのです。

つまり、猫がアルコールを接種すると人間のように分解されることなく体内にとどまり悪影響を及ぼすそうです。

そもそもアルコールは体に良くありませんので、それが長期にわたって体内とどまるとなれば、その被害は相当なものになると想像できますよね。

猫がアルコールを接種するとどうなる?

猫がアルコールを接種してしまうと非常に危険な症状が出るそうです。

猫がアルコールを接種すると、人間でいうアルコール中毒の症状がみられるそうで、嘔吐を引き起こし呼吸困難や痙攣、朦朧とする意識障害などを引き起こし、症状が重くなると最悪の展開になる可能性があります。

しかも猫は体格が人間よりもかなり小さいため、アルコールによる影響が少量でも相当のダメージがあるそうで、体重によりその危険度が変わってます。

・猫の体重1㎏に対し5.6mlのアルコールで致死量になる

大体ですが、アルコール15度のお酒であればスプーン2杯ほど、チューハイなどアルコール5度のお酒は中ジョッキくらいが目安になります。

これは致死量であり、実際に歯一口嘗めっただけでも危険ですので、少しくらいならと甘く考えないでください。

お酒だけではなく、アルコール入りの除菌ウエットティッシュなども危険だと言われていますので、アルコール類は絶対に猫に触れさせてはいけません。

万が一猫がアルコールを接種した時の対処

お酒だけではなく、アルコールは生活の中にあふれています。

台所などはアルコール入りの調味料なんかもあって猫が自由に出入りできるのあれば危険ですし、最近ではアルコールでの消毒が当たり前になっていて、いつ何時アルコールに猫が接するのかわかりません。

もしも何かの拍子にアルコールを猫が接種した場合は動物病院へ迅速に見てもらうようにしましょう。

上記でも説明しましたが、猫はアルコールを分解できませんので、病気で適切な処置をしてもらわなければ良くなることが期待できないそうなのです。

万が一、猫がアルコールを接種して重度の症状が出た場合は無理に吐かせることはせずに、その時の様子を把握しておき、獣医師さんにできるだけ正確に説明できるようにしておきましょう。

猫がお酒を嘗めて元気でも動物病院での検査をする事をおすすめします。

注意したい猫がアルコールを接種する原因

猫がアルコールを接種する原因は何も飼い主の晩酌だけではありません。日常生活の中にはアルコールを使った製品が多くあり、知らぬ間に猫がアルコールを接種する危険があるのです。

原因となる要因をまとめましたので、愛猫の健康を守るためにもチェックしてみてください。

・晩酌でのお酒が原因

飼い主が晩酌で猫にアルコールを与えるのは言語道断ですが、飲み残しのお酒は本当に注意してください。

疲れがたまった週末、明日は休みだからといつもよりも多めの量を飲むこともあると思います。休日は気の抜ける瞬間ですので、ついついといった飼い主さんもいらっしゃいますよね。

でも、気を付けていただきたいのが、飲み残しです。

お酒の中には甘くいい香りのするものもあり、好奇心の強い猫であれば飲み残したお酒をペロリとする可能性があります。普段はダメだと気を付けていても、見ていないところで嘗めたのではどうしようもありません。そもそも、飲み残しを嘗めたのでは飼い主失格ですよ。

晩酌をやめて下さいとは言いませんが、後片付けは徹底して行うようにしましょう。

・アルコール消毒

実はアルコール入りの除菌ウエットティッシュやスプレーなども危険なのです。

特に最近ではコロナウイルス予防などで、アルコール入りの除菌グッズを使用する機会が多く、うっかり猫がいじったりすると危険な事になります。

アルコール入りの除菌ウエットティッシュで猫の顔を拭いただけでも影響があると言われていますので、何かしらの理由で猫の体を除菌ウエットティッシュなどで拭いた場合は、毛づくろいで嘗めないように注意が必要です。

何度もいますが、猫にとっては少量でもとても危険ですので、少しならという考えはしないようにして下さいね。

まとめ

晩酌している時に膝の上でくつろぐテトですが、きちんと調べてみるとアルコールは猫にとって相当危険なものである事が分かりました。

ただし、私の家では人間が口にするものを猫に与えていませんので、当然アルコールも遠ざけ、最新の注意を払って撮影しています。

とはいえ、甘えに来ているテトを無下にする事も出来ず晩酌中だとはいえ、テトを遠ざける事はできそうにありません。

今後は飲み残しはもちろんですが、アルコールの管理をさらに徹底して安全第一にしたいと思います。

晩酌する飼い主さんも多いと思いますが、絶対に猫にアルコールをあたてはいけませんよ。