猫を数える時、どのように数えていますか?
「1頭」「2頭」ですか、「3匹」「4匹」でしょうか?
私の場合は「匹」と長年数えていましたが、友人など「頭」を使用する場合もあり、どちらが正しいのかわからなくなってしまいました。
ネットでも「頭」や「匹」を使う事もあり、もっとわからなくなる次第です。
ただ、どっちでもいいと言われればそこまでですが・・・
どのように数えればよいのか、もやもやしたままでは気持ちが悪いので徹底的に調査です!
猫の数え方は「頭」ではなく・・・
動物の数え方「頭」と「匹」ですが、実はきちんとしたルールが存在して使われているそうです。
そのルールとは、人間よりよりも小さな動物は「匹」、大きな動物は「頭」と数えることになるそうです。
つまり、猫は明らかに人間よりも小さいので「匹」と数えます。
私の数え方は間違っていなかったという事ですね(*’ω’*)
とはいえ、結構あいまいな基準であやふやですが、確かに小さな動物って「匹」で統一されていますよね。
子犬であれば「匹」ですが、大きくなったら「頭」になる大きな犬もいます。ライオンなどの猫っぽい動物も大きさで数え方が変わりますよね。
つまり、小さなころは「匹」でも大きくなれば「頭」で数えても間違いがないという事です。
猫は全体的に「匹」と数えますが、中には大きさで「匹」から「頭」に数え方が変わってくる動物もいるのです。
「匹」と「頭」の由来は牛と馬?
「匹」に「頭」ですが、調べてみて面白い由来があることが分かりました。
もともと日本では明治のころまで動物を数えるとき「匹」を使用していたそうです。
これは農耕動物として身近だった牛や馬のお尻から連想されたそうで、いつも農作業の際に馬のお尻を見ていて、お尻の形状と綱をつないで引く事から「匹」と数えていたそうです。
ですので、本来であればすべての動物に「匹」を使用してもいいのかもしれませんね。
それが明治のころ、外来語が大量に入ってきたときに、牧場で牛動物を数える際に頭数を確認する「head」が「頭」と訳され、大型の動物を数える呼称になったそうです。
今では違和感のない数え方ですが、もともとは「匹」で数えていたことに驚きですね。
ちなみにウサギを「羽」と数えるのは諸説あり、僧侶のこじつけ説やウサギの耳が鳥の羽に見えるなど様々な説があります。
現在では人間を基準に「匹」と「頭」を使い分けていますので、大きさが基準になっていることが分かりますね。
まとめ
猫は「匹」を使って数えるのが正しい事がはっきりしましたね。
猫は犬と違って人間よりも大きくなることはありませんので、全般的に「匹」で間違いないでしょう。
とはいえ、そこまで大きな間違いと感じませんので、周りで猫を1頭と呼んでいても違和感がないのはしょうがないですね。だから、あやふやなのかもしれませんが。
ともあれ、猫は「匹」と数えるのですよ。
私の飼っている1匹の猫ちゃん、可愛いです(*’ω’*)