猫におやつをあげるのが好きな方は多いと思います。
我が家でもテトにちゅーるをあげるととても喜んで「にゃお、にゃお」言いながら食べます。とても可愛いくて、ついつい沢山あげたくなるんですよね。
でも、おやつってどれくらいの頻度であげればいいのかよくわからないのが本音・・・もちろん主食を食べなくなっては困ります。
また、おやつの食べ過ぎは太る原因になり、太ることで足腰に負担がかかって運動不足・・・そして、また太る悪循環に陥ってします。
とはいえ、猫にも楽しいひと時を与えたいと思うのが飼い主の心情ではないでしょうか。
そこで、猫のおやつの頻度について愛猫テトを参考にご紹介していきます。
猫のおやつの頻度はどれくらいがいいの?
猫のおやつで気にしたいのがカロリーですよね。
おやつのカロリーが多ければ、ご飯以外で摂取するカロリー分だけ太る事になります。であれば、猫が一日で必要なカロリーはどれくらいなのでしょうか?
成猫が一日に理想とする摂取カロリーは「体重×80カロリー」となるそうですので、まずは愛猫の必要カロリーを計算してみて下さい。ただし、子猫やシニアになると必要なカロリーは増減しますので、愛猫の年齢を加味して考えて下さいね。
例をあげますと3㎏の猫であれば「3㎏×80カロリー」の計算式になりますので、計算すると240カロリーとなり、240カロリーが一日で必要なカロリーとなります。
ただし環境によって必要とするカロリーに増減がありますので、あくまでも目安として参考にしてください。詳しく知りたいのであればかかりつけの動物病院で確認してみるのがおススメです。
これで成猫の一日に必要なカロリーが分かりましたので、次に猫がご飯で摂取しているカロリーを計算してみましょう。
カリカリや猫缶など様々なキャットフードがありますが、大体の場合パッケージの裏側に量に対するカロリーが記載されていますので、参考に計算してみましょう。
人気のキャットフード「ロイヤルカナン」の給与表を参考に見てみましょう。「ロイヤルカナン」のカロリーは100gで430カロリーですので、3㎏の猫が1回の食事に30g食べるとすると約100カロリー摂取します。3回の食事で300カロリーとなります。これでは標準カロリー以上となり、おやつを食べる余裕がありません。
おやつを食べさせるのであれば、1回の食事量を減らして総カロリーを減らさなければ、太る原因となりますよね。
愛猫テトの場合も3㎏の体重で250カロリーほど一日で摂取していますので、おやつをあげる余裕がないのです。
そもそもなのですが、多くのキャットフードは総合栄養食といって、これだけを食べていれば必要な栄養素を取れる優れた品質を保持していて、ここに余計なものが入り込むスキはないのです。
つまり、おやつはいらない、おやつの頻度は無しということになります。
が、これでは猫だけではなく飼い主にもストレスになりますよね。おやつはコミュニケーションの一つにもなりますし、おやつを嬉しそうにむさぼる愛猫の姿も癒しの一つです。なにより、おやつって別腹でご褒美やストレス発散で食べるもの・・・猫だって一緒です!
実は、猫のおやつは低カロリーのものが多くあり、量をきちんと調整すれば過剰なカロリーにならず安心して楽しめるのです。
テトの場合ですが、週末に1、2回コミュニケーションの一つとしておやつをあげています。少ないように思うかもしれませんが、おやつのあげ方によってはキャットフードを食べなくなる場合があるといわれていますので、必要以上に上げないようにしています。おやつはたまに食べるからおいしいのであって、主食になってしまったら元も子もありません。
また、病院で注射をしたり、知らない人に会った時、元気のない時などストレスが溜まっているのではと思うときにもあげています。
まとめると、猫のおやつのおやつの頻度は全体の食事の総カロリーを計算しておやつのカロリーがオーバーしないかを目安に、イベントに合わせてあげるのが癖にもならずにいいと思います。
猫のおやつの頻度は週1回から2回がいいのではないでしょうか。
手作りおやつでヘルシーに!
猫のおやつですが、手作りでヘルシーにできれば最高ですよね。
難しいと思っていませんか?
実はとても簡単にできる手作りおやつがあるのです。
それは「ささみおやつ」です!
ささみとは言えばヘルシーお肉の定番、猫のおやつにしても当然ヘルシーですよね。
作り方ですが、これも超簡単です。
1・ささみを適度に切る
2・沸騰したお湯にささみを入れ煮る
3・十分に火が通ったら完成
4・冷まして猫にあげましょう
いかかがでしょうか?
ささみを煮るだけですし、味付けも無し!
とても簡単ですよね。
手作りですので原材料が丸わかり、塩分なんて全く使っていませんので、とてもヘルシーな猫に安心なおやつなのです・・・が、問題として味がほとんどなく、市販の濃い味のおやつに慣れていると食べない事があります。
テトへの市販のおやつは週2回程度ですが、実は「手作りささみおやつ」は結構な頻度であげていたりします。
手作りですので添加物に心配する必要はありませんし、量を調節するもの簡単です。なにより安全なおやつと保証できますよね。
また、ささみは人もおいしく食べられますので、仮に猫が食べなくても無駄になる事はありません。
一度、ささみの手作りおやつを作ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
猫のおやつの頻度ですが、猫の体重から一日の摂取カロリーを目安に愛猫の状況を考えてあげるようにしましょう。
猫はうれしそうにおやつを食べますので、ついついあげたくなっちゃいますが、猫は体重が少ないのでご飯の量を減らさないでおやつもあげていると、カロリーの過剰摂取になり太る原因となります。太ることで運動不足はもちろん、病気の心配もふえますので、おやつの頻度はきちんときめるようにしましょう。
猫におやつはいらないと言われていますが、ちゅーるを食べるテトを見ていてると楽しくなって、ついついあげすぎちゃうんですよね・・・
猫のおやつって、私のストレス解消だったりします(*^^*)
猫のおやつの頻度は愛猫の健康状態をみてあげたいですね。