猫がおやつしか食べないのは飼い主の責任?おやつの効果的な与え方と対策

猫は自分で食事の量をコントロールすることができる頭の良い動物なのですが、飼い主がおやつを与えすぎてしまうとおやつしか食べなくなることがあります。

おやつは食いつきをよくするために猫の好きなニオイが濃く、味も魅力的です。そのため、おやつばかりを与えているとご飯を食べなくなるのです。

おやつを食べる猫の仕草はとても可愛くて、ついついあげすぎちゃうんですよね。

では、猫がおやつしか食べなくなった時はどのように対処するのが良いのか、原因と対策を愛猫テトのおやつライフを参考にご紹介していきます。


猫がおやつしか食べなくなる原因とは?

我が家の愛猫テトですが、もちろんおやつ大好きです(*’ω’*)

始めて「CIAOちゅーる」を与えた時のテトの興奮する姿は今でも鮮明に思い出せます。すごい食いつきで食べ終わった梱包をゴミ箱から漁るほどでした。

実は猫にとっておやつは人間よりもクセになるようで、一度食べるとパッケージを見ただけで寄ってっくるようになります。かなりの依存性がみられ、海外ではCIAOちゅーるは危険ドラッグのような存在に例えられる事もあるのです。猫がおやつしか食べなくなるのは猫のことを理解していない飼い主の責任ともいえますよね。

とはいえ、何も猫がおやつしか食べなくなる原因はおやつの嗜好性だけではないのです。

ご飯もおやつも決められた量をきちんと食べていたのに、ある日なぜかおやつしか食べなくなったのであれば原因として考えられるポイントがあります。

どこに気を付ければいいのか、ご紹介していきます。

1・キャットフードに飽きた、急に餌が変わった

猫はグルメな生き物で、結構好き嫌いが激しかったりします。

特に毎日食べているキャットフードには敏感で、キャットフードに不満がある場合におやつしか食べなくなることがあります。

原因として考えられるのが「味に飽きる」「急に味が変わった」の2つです。

猫は長い間同じキャットフードを食べ続けていると飽きてきて食べなくなる事があります。また、キャットフードの味を急に変えた時も食べなくなる事があり、マンネリと急な変化を嫌う傾向があるのです。

2・病気の可能性

猫はとても我慢強い生き物で、体調不良や病気をなかなか表に出しません。

病気になる事で餌を食べられなくなり、ほぼ水分で簡単に食べられるおやつで空腹を満たすことがあります。

口内炎や歯周病など食べるときに痛みを伴う病気になった時にカリカリなどの固形物のキャットフードを好まず、水分の多いちゅーるのようなおやつなら食べられるんですね。

また、餌を食べられなくなる病気は消化器系・肝臓などが疑われます。また、猫風邪などのウイルスによる病気も食欲がなくなります。

重度の病気になるとキャットフードだけではなくおやつも食べられなくなりますので症状をきちんと把握して適切な対処をしましょう。

私は10年以上前に飼っていた猫が重い病気になっていた時、普段と変わらない猫の様子から病気であることを察知できずに悲しい事態になったことがありますので、猫の小さな変化は見逃さないようにしましょう。

・そもそもお腹がいっぱい

猫は好きなものを率先して食べます。

おやつは別腹といっても、食べすぎではキャットフードを食べることができなくなってしまいます。

一度猫におやつをあげたことがある方はわかると思いますが、猫のおやつへの興味は凄まじいものがあります。

おやつを一度認識した猫はおやつを感じた瞬間に豹変します。

パッケージを見ただけで近づいてきますし、中身を出し切るまえから食べ始めます。

この時の猫を抱っこしてみると、とてもドキドキしていて非常に興奮していることがわかると思います。

このような状況の猫は本当においしそういおやつを食べるんですよね。でもって、クレクレアピールしますので、ねだられるだけおやつをあげてしまい、おなかが一杯になってしまって肝心の餌を食べなくなることがあります。

おやつは少量で梱包されていますので、1回の量が少なくても回数が多くなれば猫の空腹を満たす十分な量となります。

愛猫の求めるがままにおやつをあげていると、おやつだけしか食べなくなる原因となる事もあるのです。


猫がおやつしか食べないと起こる危険な事

猫がおやつしか食べないといっても、一応おやつにもエネルギーがありますので空腹は満たされます。餌を食べなくてもおやつを食べていれば空腹で息絶えるということはないはずです。

餌を食べないのであれば、好きなおやつだけでも生きていけるのではないでしょうか?

もちろん、そんなわけがありません。

おやつだけでは栄養分が偏り、子猫の場合健康的な成長に大きな影響を及ぼします。

おやつの中には添加物てんこ盛りで、取り続けると健康に害のあるものがあります。また、塩分は猫にとって大敵で、おやつで塩分過多になると泌尿器系の病気になる可能性があるのです。

そもそも、キャットフードは総合栄養食といって、これだけを食べていれば必要な栄養素が不足することが無く健康なにゃん生を謳歌することができます。

極論をいえば、猫におやつはいらないのです。

おやつだけをとり続けると栄養がかたより、最悪の場合病気になる可能性があるのです。


猫がおやつしか食べない時にやってみたい3つの事

猫がおやつしか食べなくなった場合、早急に対策しましょう。

しかし、問題なのはその方法です。

これまでおやつを心の底から楽しんでいた猫からすれば、いきなりおやつを取り上げられたら相当なストレスになります。猫はストレスへの耐性が弱い面がありますので、かえって心身ともに悪影響を与える場合があります。

いきなりおやつを無くして病気になっては元も子もありません。

そこで、猫がおやつしか食べない時の対策を3つご紹介していきます。

1・おやつの量を減らしていく

やはり猫がおやつしか食べないのであれば、おやつの量を減らしていくのが一番効果的です。

しかし、猫はデリケートな生き物ですので、急におやつを無くするとストレスを感じて餌を食べなくなることがあります。

おやつを減らしていくのであれば、一気に減らすのではなく、数日かけて徐々に減らしていきましょう。

それでも猫がストレスを感じているようであれば、無理に減らさず他の方法も併用して対策していく必要があります。

2・おやつの味を薄くしていく

おやつを減らすのが効果的ではない場合は味を薄くしていく方法がおススメです。

おやつはニオイが強く味も濃いものが多い傾向にありますよね。食いつきをよくするためなのですが、これが原因でキャットフードを食べなくなることあります。

そこで、対策としてニオイと味の薄いおやつを選択する方法があります。

おやつの中には無添加おやつといって、添加物を使用していない健康志向のおやつもあります。このようなおやつは調味料を使用していない分味が薄く、ニオイもあまりしないものがあります。

おやつの味を薄くすることで、おやつへの興味が薄れていきキャットフードを食べるようになる可能性があります。

3・キャットフードにおやつを混ぜる

おやつばかりでキャットフードを食べないのであれば、いっそのことおやつをキャットフードにかけてしまいましょう。

一見すると無茶な対策と思えるかもしれが、実はかなり効果的な方法なのです。

具体的な方法ですが、いつも食べているカリカリにペースト状のおやつをかけるだけです。

これならおやつの強烈なニオイと味でキャットフードを一緒に食べてくれますので、猫へのストレスも少なく通常食を食べさせることができます。

おやつと一緒にキャットフードを食べるのであれば、おやつの回数を減らしていけますし、キャットフードへかけるおやつの量を徐々に少なくしていけば、時間はかかりますがおやつを無くしてキャットフードを食べるようになると思います。


まとめ

猫がおやつしか食べなくなる原因はおやつの魅力に猫が勝てない事と、飼い主が猫を甘やかした事が原因となる可能性があります。

猫はグルメでおいしいものに目がありませんので、おやつをおいしいと感じたら際限なく食べてしまいます。おやつの食べ過ぎでキャットフードを食べなくなるのであれば、飼い主がきちんと量を決めて健康的な生活ができるように管理していかなければいけません。

私の場合はテトへのおやつを週2回程度にしていますので、おやつしか食べないということはありません。時々ストレスを感じる出来事があった場合はご褒美としてもあげる事があります。

きちんとおやつの管理をする事で、おやつはコミュニケーションの一つとして楽しめますし、猫のストレス解消にも最適です。

病気以外で猫がおやつしか食べないのは飼い主のせいともいえますので、おやつの管理はしっかりして猫の負担にならないように対策しましょう。