テトが新たな同居猫となり毎日が新鮮に感じるこの頃ですが、猫が新たな環境に慣れるまでどれくらいの期間が必要なのか気になりませんか?
猫を飼おうと思っても、慣れてくれないと安心してお留守番させることができなくて、気が気でないですよね。
早くスムーズに慣れさせる裏技があれば・・・なんて考えてしまいます。
そこで、実際にテトを譲り受けた時から慣れるまでの経験をもとに、猫がなれるまでの期間を実体験をもとにご紹介していきます。
猫がなれるまでの期間はどれくらい?
猫が新たな環境に慣れるまでは、猫の性格や人の愛情の量で大きく変わってくると思います。
猫にも個性がありますので、おとなしい猫や元気いっぱいの猫、好奇心旺盛な猫、寂しがりやな猫など色とりどりの猫がいますよね。
当然、一匹一匹性格が異なりますので、当然慣れるまでの期間も様々になるのです。
はっきりした期間が分からないのであれば、初めて猫を飼う方は、いつ慣れてくれるのか心配ではないでしょうか。
そこで、参考というほどではありませんが、私の体験をご紹介します。
私が子猫だったテトを譲り受けて、慣れるまでにかかった期間は3日です。一週間ほどで完全に慣れてくれました。
テトは多頭飼いの環境で育てられていて、親兄弟と一緒に楽しく暮らしていました。譲り受けたところでは多くの子猫が生まれていて、私のほかにも何人か子猫をもらっていっていたそうです。
この時、すでに生後一か月を超えていて、親兄弟と一緒にいることが当たり前だったテト、この状況で慣れるのか心配ではありましたが、テトは初めて譲り受けにいた日に私の膝の上に乗ってくれたので、運命を感じてもらい受けることにしました。
今だからカッコよく言えますが、テトが我が家に来た初日は大変でしたよ。
凄く寂しそうに鳴くんです( ;∀;)
そして誰かを探すように虚空を見つめ、ケージからほとんど動かない・・・家族と離れ離れになったからめっちゃ寂しいんですよね。
そんなテトをみて家族は一丸となってテトの寂しさを紛らわす作戦に打って出ます。テトの気を引くために優しく声をかけたり、優しく撫でたり、おなかが減っていないかとフードをあげたりと、テトが来てから寝るまで付きっきりで面倒を見ていました。
それでも、餌はほとんど口にしないしトイレもいかない。挙句にはケージから出ないで鳴いている・・・正直これではケージから出て慣れるまでに時間がかかると思いました。
が、夜に状況が一変しました。
夜中寝ていると、ケージからテトの寂しそうな鳴き声が聞こえてくるんです。「みゃぁみゃぁ」と。その声を聴いていてもたってもいられずにテトを私のベッドに連れてきました。しかし、慣れていない子猫なのでケージに戻れるのだろうと思っていたのですが、なんとその日は私の横でスヤスヤと寝ているではありませんか!これは手ごたえありと感じました(*’ω’*)
とはいえ、2日目になっても餌はそこまで食べず、水もほとんど口にしな様子。もちろんトイレもしていませんでしたので、ちょっと健康面で心配になりました。
それでも家族への警戒は薄れた様子で、ケージから出て部屋の中をトコトコ動きまわっていました。
そして3日目、慣れは突然来たのです。
その日は休日だったのですが、朝からテトはご機嫌な様子で部屋をトコトコと元気いっぱいに動き出し、餌を平らげる食欲を見せ、トイレも順調にするのです!
少しずつ慣れるといいなと思っていた矢先の出来事でしたので、本当にほっとしました。
テトってスゴイと言いたいところですが、実はお留守番させている時に家族のにおいのついた衣類をケージやベッドに置いていたんです。特に娘の枕を気に入っていたようで、家族のにおいに安心して慣れてくれたのではないかと、個人的にですが思っています。
お昼寝も私の膝の上でしてくれて、一気に距離が縮みました(*’ω’*)
このように、私の場合は3日で猫が慣れてくれましたが、猫の個性や育った環境によって大きく変わってくると思います。
野良猫なんかは人を警戒していることもあり、長い時間と根気が必要になると言われていますし、性別や年齢なども大きく影響してきます。
猫が慣れてくれるには時間と愛情が必須ですので、根気よく接しましょう。その分、慣れたときの感動は大きいですよ。
猫が慣れるにはどうするのがいいの?
猫が慣れるまでの期間は、猫の育った環境や性格などで違いが出るとお伝えしましたが、実際に慣れさせるにはどうしたらいいのでしょうか。
一般的には猫の住みやすい環境を整えることが重要と言われていて、
・ケージ内に猫が安心できる居住できる空間を作る
・ケージ外に危険なものを置かず出入りできるようにする
・猫のペースに合わせて接する
などが言われています。
私の場合ですが、ケージは殆ど使用しておらず、テトが来た日から自由に出入りできるようにしていました。危険ではないかと思われるかもしれませんが、猫を飼っていた経験がありますので、部屋の中はすでに猫にとって良いと思われる環境にしていて、ストレスを極力与えないようにしていました。
ケージ飼いって慣れるまでおススメと言われていますが、完全に締め切ってのケージ飼いは極力使用しない方が良いのではないかと思っています。
また、猫が家族になれるためにも家族のにおいに早く慣れさせるのも重要と考えていて、特に猫が好きなにおいはいつでも接することができる環境にしています。好きなにおいにはフガフガして落ち着いた仕草をしてくれるんですよね。娘の枕なんて臭いのに、何がいいのやら・・・
猫が慣れるには、一般的に言われているように環境を整えることが重要ではないかと、私も経験上思います。
猫がストレスを感じない様に、お部屋を整えてみてはいかがでしょうか。
残念ながら裏技は存在しないのです。
猫が慣れるまでケージ飼いにした方が良い?
猫が慣れるまではケージ飼いの方が良いと聞きますが、ケージ飼いしていると猫が出たそうにしていて、本当にいいのかわからないですよね。
実際に私は悲しそうな猫の姿を見て早々に諦めました( ;∀;)
でも、ケージ飼いは環境によってはした方が良い場合もあります。
・一人暮らしで猫を飼い始め、猫にお留守番をさせるとき。
・部屋に慣れていなくて危険だと感じるとき。
・多頭飼いで環境に慣れないとき。
など、猫の身を守るためには必要ではないでしょうか。
しかし、猫はお留守番をきちんとできますので、いつまでもケージ飼いをする必要はなく、慣れたと感じましたらケージ飼いを卒業した方が良いと思います。
早ければ2、3日でお留守番できますので、早く慣れさせるために部屋の探索をさせるのがいいと思いますよ。
猫が慣れるまでケージ飼いをしてもいいと思いますが、できるだけストレスを感じない環境にして、自由に行動させましょう。
まとめ
猫が慣れるまでは本当にハラハラします。
どこに行くのかわからないですし、何なら知らぬうちにクローゼットに忍び込んで閉じ込めてしまう事もあります。
個人的にはケージ飼いはあまりおススメしませんが、猫を飼う事に慣れていない方は慣れるまでケージ飼いをする方が良い場合もあります。
猫が慣れるには環境に大きく左右されますので、猫の性格を知り上手く付き合って慣れるしかありません。
大変ではありますが、本当の家族になれたその時、いっぱいの笑顔がありますよ(*’ω’*)