「猫を飼う!」と強く心にきめたものの、猫を迎え入れる準備って何が必要かわりますか?
初めて猫を飼うのであれば全くわかりませんよね。
今やネットで調べれば何でも答えが出てきますが、様々なサイトで確認してみると書いてあることがバラバラで本当に必要なものってよく分からなかったりします。
そこで猫を飼っている私が経験し考える、初めて猫を飼うための準備についてご紹介していきます。
始めて猫を飼うための準備
始めて猫を飼う準備で一番大切なのが、猫と一緒に住むことができる物件なのかです。
持ち家であれば何の問題もないのですが、賃貸であればここはしっかり押さえておきましょう。
中には管理に内緒で猫を飼っている方もいらっしゃるそうですが、ルールを破った場合には相応の罰が課せられますのでやめるようにしましょう。こっそり猫を飼っていてバレると相当のお金が掛かるそうですので本当にダメですよ。
猫と一緒に住むことができる物件を確保、見つけることができたら、本当に猫を飼う覚悟があるのか再度自問自答してください。
なぜなら、猫を飼う事でデメリットを感じる方やトラブルに見舞われる方もいらっしゃいますので、単に可愛いだけの動機で猫を迎え入れるのは後々後悔することになります。
最近では医療の向上と食生活の改善などで猫の寿命が延び、室内飼いであれば15年ほどになるそうです。
よくよく考えて下さい。15年もの期間を本当に猫に捧げられますか?猫も生き物ですので毎日の食事やトイレの掃除などお世話が必要になります。当然毎月の出費が増えます。また、病気をする事もありますので通院費などもかかる事があります。
時間とお金の現実を今一度考えて猫を飼う事ができるのか確認しましょう。
住む環境と時間とお金、よく考えて下さいね。
猫が安全に生活できる環境を作る
猫を飼う準備ができたら、猫の住む環境にも気を付けましょう。
猫は自由気ままに行動しますので、家の中を猫が移動しても安全な環境にする必要があります。
・小物はかたずける
猫は好奇心旺盛で何でもおもちゃにして遊びますので、小物は猫の手の届かないところに置いておく必要があります。
テトの場合ですが、小物であればなんでもサッカーのように転がして遊ぶのですが、本当になんでもです。ボールなんかはもちろんなのですが、リップクリームやヘアゴム、鍵なんかも遊びの対象になります。高い所に置いてあるからなんて安心していると、いつの間にかジャンプで届くようになって悲惨な事になります。
また、猫は小さなものを飲み込むこともあるそうで、ゴムやひもなどは飲み込まないように、猫が遊ばないようにしてください。
・何気ない生活用品に注意
猫は興味のあるものであれば何でも遊びますので、飼い主が思いもよらない物で事故につながる可能性があります。
中でも、電気の延長コードやスマホの充電用のコードなどには注意してください。猫は電気の通るコードを噛むことがあり、何かの拍子にコードがちぎれたり充電用のコードの先端を口にすると重大な事故につながります。
テトの場合もスマホの充電用コードで遊ぶことがあり、しかも結構な力で咬みますので電気が通っていたら大変な事になってしまいます。対策としてコードカバーを使用することで咬んでもコードにダメージがでませんのでおススメです。
・危険な場所は隔離する
小物の管理が大丈夫であれば、次は室内の環境です。
猫は自由に行動しますので、家のどこでも出入りしてしまいます。中でも危険と思われるキッチンやお風呂場などに猫が自由に出入りできないようにしておかなければ事故につながります。
危険と感じる部屋の出入口に柵を設けたり、二重扉にするなど出入りでいないようにした方が安全ですよ。
・逃走できないように窓やベランダは対策する
猫はよく外を見て過ごすことがあります。
室内にはない魅力的な環境が眼下に広がていますので、いつまでも眺めています。
だからといって窓を開けて網戸にしたり、ベランダで遊ばせるのは注意が必要です。
猫はなぜか逃走することが多く、何の対策もしていなければ窓やベランダからすぐにどこかに行ってしまいます。帰巣本能がありますので、戻ってくることはあると思いますが、室内飼いでぬくぬくと育った猫が厳しい外の環境で無事に生活できるワケがありません。
網戸にしておくことはせず窓はしっかりと施錠し、ベランダで遊ばせるのであれば脱走防止の柵や網をしっかりと施して対策しましょう。
また、脱走した場合に備えてマイクチップや名札を装着しておくのも対策になります。
猫を飼う上で押さえておきたい知識
始めて猫を飼う準備が整ったら早速猫を迎え入れて・・・と、言いたい所ですが、猫に関しての知識も身に着けておきましょう。
上記での重複になりますが、簡単に猫についての知識をご紹介していきます。
・猫の寿命は室内飼いで15年
・猫にワクチン接種は必須
・猫の排泄物はくさい
・猫はきれい好き
・猫はよく吐く
・猫は夜に暴れる
・猫は言う事を聞かない
・猫はよく寝る
・猫の甘噛みは痛い
まだまだありますが、猫の知識としてこれくらいは押さえておきたいですね。
猫が突然吐いても理由を知識である程度知っていれば大きく間違った行動はしませんよね。毛玉を吐いているのか食べすぎなのか、どのようなものを吐いているかで病院にいくかどうかを判断できます。
また、猫が凶暴なのは病気なのかと不安になっても、猫の本能であることが分かっていれば安心できます。甘噛みが痛いのは猫の成長過程で歯がかゆいためであることが分かっていれば痛い理由に納得できます。
また、猫を飼う事で起こるデメリットもありますので、詳しくはこちらをチェックしてください。
参考記事⇒猫を飼う事でデメリットやメリットはある?正直な感想を実際に飼っている私が答えます。
猫について学ぶことで何かあったときの対処に困りませんので、準備の一つとして知識も必要ですよ。
猫を飼うために用意したい必須アイテム
始めて猫を飼う準備が万端になったら、猫が不自由しないように用意したいアイテムを揃えなければなりません。
まずは猫を飼う上で必須のアイテムをご紹介していきます。
・猫用キャリーバッグ
猫を移動させるために必須のアイテムです。猫を始めて迎え入れる時に猫を運搬する為に必須ですし、定期健診やワクチン接種で病院に行くときに必要になります。
・トイレ一式
猫のトイレには猫用のトイレとトイレ砂が必要になります。
始めて猫を飼うのであれば、トイレは深めのものを選ぶのが良いかもしれません。猫がトイレをする時に結構激しく砂を掘る子もいますし、中にはトイレハイといってトイレの時にテンションが高くなってトイレで暴れる子もいます。
また、トイレの砂は好き嫌いがありますので、猫が上手くトイレをできない時は砂の種類を見直してみましょう。
・食器
猫がご飯を食べるための食器が必要になります。キャットフードと水飲みの2つが最低でも必要になります。
食器については100円ショップでリーズナブルに揃える事がです。ただ、猫は食事をする際には少し高めの方が良いと言われていますので、猫が快適に食事をできるよう食器に気を付けるのも思いやりです。
・キャットフード
猫の食事です。
キャットフードはとても多くの種類が販売されていて、年齢や体調によって選ぶことができます。
使用されている原材料に違いがあり、かなり安価なものから相当高価なキャットフードまで本当に様々な種類があります。
猫によって好き嫌いもありますので、試供品など少なめのものを購入し猫の食べっぷりを見て購入するといいですよ。また、同じキャットフードばかりだと飽きてきて食べなくなることもありますので、様々な種類を混ぜながら食べさせると良いかもです。
ドライフードと猫缶がありますが、お好みによって使い分けるのが良いと思います。
・ケージ
猫を一定の空間で飼育できる猫用のケージです。
始めて猫を飼うのであればケージがあれば何かあったときに非常に便利です。
洗濯物を外に干すときに逃走しないようにできますし、ケージの中にトイレを設置して安心して猫がトイレをできる環境を作ることもできます。
子猫の場合、留守番の時に安全を確保する為にケージを使用する飼い主さんもいます。
ケージの上で猫がくつろぐこともできますので、様々な用途で使用できます。
・爪とぎ
猫は爪とぎがあっても至る所で爪とぎをしますが、あった方が良いと思います。
私はすでにあきらめていますが、しつけをきちんとすると爪とぎできちんとしてくれるかもしれません。
後で欲しくなる猫アイテム
始めて猫を飼うために必須アイテムをご紹介してきましたが、ここからはあったら楽しい猫アイテムをご紹介します。
特になくても不便に感じないと思いますが、猫を飼うと絶対に欲しくなるアイテムばかりなのです!
・キャットタワー、キャットウォーク
猫の運動不足に役立つアイテムです。
キャットタワーは上下運動ができる優れもので、高い所が好きな猫にはとても素敵なアイテムになると思います。
キャットタワーの種類によってはベッドや爪とぎが付いているものもあり、運動だけではなくストレス解消にもつながる便利アイテムです。
猫がキャットタワーで遊ぶ姿を見ているだけで癒されますので、余裕があれば欲しくなると思いますよ(*’ω’*)
・おもちゃ
猫じゃらしやぬいぐるみ、ボールなど猫の興味を引くおもちゃがあれば楽しいひと時を共に過ごせます。
猫じゃらしに必死に食らいついてくる猫やボールをひたすら追いかける猫を見ていると癒されます。
自作でも猫の興味を引くおもちゃを作れますので、自信があれば自作してみるのも愛情があっていいですよ。
・おやつ
猫におやつは必要ではありませんが、おやつを食べている猫を一度見たら与えないという選択はなくなります。
猫用のおやつは「ちゅーる」や「パウチ」など種類も豊富ですので、いくつか購入して猫の食いつきを見て選択しましょう。
フガフガしておやつをむさぼるテトはもう・・・(*‘ω‘ *)
・猫用こたつ
人間用のこたつがあっても、猫用の小さなこたつが欲しくなるはずです。
なにもこれは趣味というわけでもなく、安全面からも猫用のこたつがおススメされるのです。人間用のこたつは思ったよりも温度が高くなりますので、全身でこたつに入る猫はけどや熱中症の危険があります。
猫用のこたつであればちょうどよい温度で快適に猫が過ごせますので、こたつ好きな猫にはおススメです。
が、猫によっては興味を示さず人間用のこたつでくつろぐ子もいますので、そこは覚悟してください。
・ネコ用ベッド
猫が快適に睡眠できるベッドですが、寒さ対策のモフモフしたものや立派な箱型もの、人間のベッドのようなものまで様々な種類があります
しかし、猫は寝る場所を変える習性がありますので、せっかく買っても使用しないことがあります。それでも知らぬ間に使っているという事もあるそうですので、購入して使ってくれなくても長い目で見てあげましょう。
まとめ
猫を始めて飼う準備についてご紹介してきましたが、猫用アイテムだけではなく、覚悟や環境も大切な準備の一つになります。
私は覚悟さえ準備万端であれば問題ないと思っていますので、猫を最後まで面倒を見る覚悟をきちんと決めるのが、猫を最初に飼う準備として大事だと思います。
覚悟が決まれば猫を迎え入れ、必要なアイテムを揃え、楽しい猫ライフを送りましょう。
猫は最後まで面倒を見る、これが大事ですよ。